【八木 健司郎】常に“興味関心のアンテナ”を張り、行動することで道は拓ける

明日を動かす人たち

  • 営業
  • 新卒
  • 海外
特集 WEBマガジン 明日を、動かす

KONISHIのコーポレートミッションである、「明日を、動かす。」

この言葉に想いを乗せて、未来に向けて挑戦している社員一人ひとりを紹介する企画が、「明日を、動かす人たち」です。

今回紹介するのは、日本、中国、タイとグローバルに活躍のフィールドを広げている八木 健司郎(2016年4月新卒入社)。彼は過去、現在のステージでどんなこと感じ、どのようにお客様と関わり、未来にどんな展望を抱いているのか……八木の等身大のストーリーをぜひご覧ください。

相手と対話し、理解する姿勢を持つことで未来が動く

今でも覚えているのは小学校5年生の時。父の仕事の都合で生まれ育った千葉県から広島県の学校に転校した時期です。家でゲームをするより外でみんなと遊びたい年頃だったので、サッカーや野球などスポーツを通じて友達がたくさんできました。同時に、慣れ親しんだ土地から見知らぬ土地にやってきて、初めて自分は他人からどう見られているのかを意識したのです。

人が話す言葉の意図や、自分がどんな話し方をしているのかを考えるようになり、それが現在の営業という仕事の下地になったと思います。

そんな私が今も大切にしている価値観は、相手の話を最後まで聞ききって、相手を十分に理解するための対話をすること。子供の頃に知らない土地に引っ越し、一から仲間を作っていったときに意識していたことです。

仕事も同じ。例えば、お客様からの依頼には、できることとできないことが現実的にはありますが、無理難題の要望をいただいた時でも、ダメだとあきらめずに一旦話を全部受け止めます。その上で、できる範囲で相手の要望に近い形で実現できるように尽力するように心がけています。そうすることで、お客様と私自身の未来が動くきっかけにもなったことが多くありました。

世界と繋がりながら自分の強みを活かす

新卒でコニシ産業に入社したきっかけは、自分の殻を破り海外でも活躍してみたいという想いも1つありました。

スポーツをするのも見るのも好きだったので、大学時代は野球場でアルバイトをしており、漠然と将来はスポーツ業界で働くのもいいなぁと考えていました。しかし、この業界は新卒では狭き門。同時に興味を持って候補にしたのが、商社の営業でした。大学では語学を専攻していたため、海外赴任にも抵抗がなかったことと、冒頭でも触れた通り、人との対話を通じて信頼を重ねていくスタイルが自分に合っていると思ったのです。

その中でもKONISHIを選んだのは、いろいろなお客様と関わり、多岐にわたる仕事ができること。成長するチャンスが多いこと。海外に拠点もあり、世界とつながりながら仕事ができることなどが理由でした。

2016年に入社後、比較的早い段階から営業の仕事をはじめ、複数の取引先を受け持ち、満遍なくいろいろなお客様に関わってきました。その過程で、お客様と想いやビジョンを共有し、代替え案を何パターンか提案しお互いにとって良い形になるよう交渉したり、今まで扱っていないような商品を提案し採用してもらうことがひとつの喜びになっていきました。

また、2019年10月から4ヶ月間、海外研修で中国深圳に滞在した時も大きな学びがありました。海外は実際に行ってみると、国によって社会の仕組みやルールが違うし、今まで日本でできたことができなかったり、人の価値観の違いも実感します。それでも、その現場を生で体感できたのはとても勉強になり、自分の仕事にも深みが増したと思います。

“興味関心のアンテナ”を常に張り巡らし、明日を、動かす

「明日を、動かす。」私にとって、このコーポレートミッションのキーワードとなるのは“興味関心のアンテナ”を常に張り巡らし、行動することです。逆にその姿勢がないと、毎日同じことしかできません。

具体的には、まず自分からいろいろな人にアプローチしていき、人と対話することです。相手を完全に理解することはできなくても、興味関心を持って話を聞いたり、実際に会って肌身で相手の感情に触れることで距離が近くなっていきますし、相手の心も動きます。

特にKONISHIの場合、海外拠点で働くことがあるので、現地のスタッフやお客様など言葉も文化も違う人たちと仕事をすることが多く、その姿勢を持つことがより大事だと思っています。

そして私自身、2021年9月中旬からタイのバンコクに駐在することになり、あと数年はこちらでの生活がメインになります。プレッシャーとまではいきませんが、ワクワクより、仕事なので「よし、いくぞ!」と襟を正すような気持ちでこちらに来ました。

バンコクはとても暮らしやすく、中国にて長期滞在したこともあったので慣れは少しありましたが、日本も中国もタイも国民性はだいぶ違いますし、私が小学生の頃に千葉から広島に転校した時のように、全く知らない土地です。まずは目の前の相手の話す言葉の意図を理解したり、この国の文化に馴染むように日々を過ごしていきたいですね。そして、やっぱり来てみたからこそわかるお客様からの要望や課題もわかってきたので、これからもアンテナを高く張り行動することで明日を動かしていきたいと思います。