困っても支えてくれる人が必ずいる。素直に頼ることで救われた私だからこそ、今度は頼られる人へと成長したい【中村吏希】

明日を動かす人たち

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特集 WEBマガジン 明日を、動かす

KONISHIのコーポレートミッションである、「明日を、動かす。」

この言葉に想いを乗せて、未来に向けて挑戦している社員一人ひとりを紹介する企画が、「明日を、動かす人たち」です。

今回紹介するのは、人事や製品管理などのバックオフィス部門を担う中村吏希。新卒でコニシ産業に入社後は、営業を経験した後、現在は部署異動で新たな役割を担っている。そんな彼は、それぞれのステージでどんなことを感じ、どのように仕事と向き合い、未来にどんな展望を抱いているのか……中村吏希の等身大のストーリーをぜひご覧ください。

父親への憧れから、営業職を希望

私は2019年にコニシ産業に入社し、営業として取手営業所の配属になりました。その後、2022年4月から本社に異動し、人事として採用活動を担当する傍ら、商社として扱っている製品の品質確認や検査(不具合部品の原因調査や改善活動)を行うという二足の草鞋を履いています。

コニシ産業に入社した理由の1つには、父親の影響がありました。子どもの頃から営業の仕事をバリバリこなしている父の姿がかっこいいと感じていたので、自分もいつか同じ営業の仕事に挑戦したいと思っていたからです。転勤族だった父は大変なこともたくさんあったと思いますが、家にいるときは常にフラットな姿勢でマイナスな感情を家庭に一切持ち込むことがなく、私と姉の2人の子どもを大学までいかせてくれました。そんな父親を誇りに思いますし、家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

そのため、営業をするなら商社だという私の勝手なイメージも後押ししコニシ産業に応募、面接でも「父親への憧れから営業の仕事を希望している」という話をしました。すると、面接の担当者が私の父親世代だったこともあり、「わかるよ」と共感してくれたのを今でも覚えています。自分の想いが肯定された気分になり嬉しかったですね。

他にも、面接の時に印象的な会話がありました。それは、「コニシ産業で扱う製品のどこに興味をもちましたか?」と聞かれて、私は「……正直わからないので今は興味を持てていないです」と素直に答えました。本来なら自社製品について語れないなんてと言われてもおかしくないですが、「正直で良いと思う」と言われました。素直な点を受け止めてくれたことで、ありのままの姿でいられる会社なんだなと安心感を覚えました。

就職活動を通して他にもいろいろな会社に出会いましたが、こういった風通しの良さや、居心地の良さを感じられたことが、コニシ産業に入社した理由です。

どんなときでも話を聞いてくれる先輩や上司の存在が、支えになった

現在、人事と製品管理の2つの部署を掛け持ちしていますが、どちらもやりがいがあって、毎日楽しく仕事をしています。

しかし、ここに至るまでは苦悩の時期を過ごしたこともありました。営業がしたくて入った会社なのに、営業職が自分には向いていない……と感じることが多かったからです。

先ほどの“製品への興味”の話に共通しているかもしれませんが、私は何事にも正直になり過ぎてしまう性格や、一つの物事に集中しすぎてしまうところが多分にあります。コニシ産業の営業の仕事はお客様やメーカーサイドとのやりとりや、おきてしまった課題の対応など、さまざまな仕事を同時並行で進めるマルチタスクが求められるので、自分には向いていないかもしれないという想いが日に日に大きくなっていったのです。

そんな自分を救ってくれたのは、先輩たちであり、上司の方々でした。コニシ産業の良さは風通しが良いことなので、私は何か悩む度に、周りにいる人たちにたくさん相談しましたが、時に優しく、時に正論だったり耳に痛い言葉だったりもフィードバックしていただいたのです。自分の心のうちを話せば、聞いてくれる誰かが必ずいるということが心の支えになりましたね。

同時に、たとえ転職して会社を変えたとしても同じことの繰り返しになるのではないかということがわかったので、正直に「自分は営業に合わないと思います」と直属の上司に相談することができました。

すると、「他の会社でイキイキと仕事ができると判断したならそれもいいと思うし、コニシ産業で別の仕事に挑戦するのであればそれも応援したい」と言っていただきました。さらには、​​​​私が大学時代に理系を専攻していて、CADが使えたり図面を引けたりするところを何か活かせないかと常務を中心に考えていただき、本社に異動し新しい環境で働かせてもらえる機会を用意していただきました。正直、ここまでしてくれるとは思っていなかったので、感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。

悩みを抱えていても相談しない、できない人もいるかと思います。しかし、私が経験したように、コニシ産業には、相談に乗って欲しいと声に出したら時間を割いて耳を傾け、真摯に受け止めてくれる人が必ずいます。そのことは声を大にして伝えていきたいですね。これから入ってくる方にも、今いる仲間にも。

未来のために、自分にできることを積み重ねていく

現在は、人事として就活生や新卒社員とのコミュニケーションを通じて成長を刺激される毎日を送っています。もともと私は一人で何かを成し遂げることよりも、誰かをサポートすることの方が好きな性格で、社員が成長していく過程を間近で見られることにとても喜びを感じることに、このポジションになってから改めて気づきました。

また、不具合部品の対応は、自分の仕事がお客様、メーカー、自社にとっても大切な役割を担っているとダイレクトに感じられることがやりがいです。将来的に、コロナ禍の情勢が落ち着いたら海外の工場に行って、現地にて問題を解決できるような人になりたいですね。そのために今できることを、と中国語の勉強を地道に行っています。

「明日を、動かす。」

このコーポレートミッションは、自分にできることを積み重ねていくことと私は捉えています。具体的には、これまで経験してきたこと、先輩に相談して助けられたことを、周りに伝えていくことで、会社の、そして自分自身の未来を動かしていくことです。

例えば、社内では困ったり悩んでいそうな社員に積極的に声をかけていくことや、お互いが相談しやすい雰囲気を作っていくこと。それができれば、もっと良い会社になっていくと私は信じています。

自分自身の将来の夢としては、今後、部下を育てる立場に回った際は、本人の成長をサポートする役回りになれたら嬉しいなと思っています。私は裏方気質というか、やっぱり誰かのサポートをするのが好きなんです。相談を気軽にしてもらえる人でありたいし、私自身も常に悩みを聞ける心のゆとりを持っていたい。さらには、的確なアドバイスもできるようになるまで成長していくことで、自分自身の明日も動かせるんじゃないかなと、今は思っています。

【インタビュー/記事制作 スゴモン 松田 然(もゆる)】